Topics2024/8/15

2024年8月8日の日向灘地震で 「逃げトレ」「逃げトレView(β版)」の効果を確認

 2024年8月8日16時42分ごろに日向灘を震源とする地震が発生した際に、宮崎県宮崎市・青島地区で「逃げトレ」「逃げトレView(β版)」で津波避難訓練を行っていた宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校と宮崎県立日南高等学校の高校生11名と学校教員4名が、地震発生時に迅速な率先避難を行いました。

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逃げトレとは?

最先端の津波シミュレーションによる「いつでも、だれとでも、思い立ったその場で気軽に」津波避難のトレーニングができるアプリです。
いま、津波がどこまできているのか、5分後、10分後にはどこにくるのか、自分の避難行動と津波浸水状況の時間変化を効果音と動く地図で確認しながら具体的でリアルなトレーニングを体験することができます。

逃げトレとは

Feature逃げトレでできること

リアルなパーソナル避難訓練

逃げトレは、自分のタイミングで気軽に できる個人用避難訓練アプリです。 スタートも、ルートもゴールも自分で決める 実際の避難と同じ体験をしてみましょう。

迫りくる津波から逃げろ

想定されている津波浸水深を確認し どこに逃げるか検討しましょう。 スタートしたら周囲に注意しながら、 想定津波に追いつかれないように できるだけ早く避難しましょう。

自分だけの避難カルテに

訓練結果は訓練アルバムに記録されます。 振り返って気づいたことをメモに残せば 自分だけのオリジナル避難カルテに。 いざという時、確実に避難できるように 繰り返しチャレンジしましょう。

TRY!

いろいろな訓練方法

逃げトレでは、複数の津波の想定から1つ選択して避難訓練ができます。それぞれで津波の高さや津波到達時刻などが異なるため、いろいろなパターンを試してみましょう。
 

地震発生から避難を開始するまでを想定した準備時間は、自由に設定することができます。準備時間を長くしたり短くしたりすることで、様々な状況をイメージしながら何度も避難訓練してみましょう。

「見ながらモード」では、津波が迫ってくるシミュレーションがマップ上に表示されます。しかし、慣れてきたらマップが表示されない「見ないでモード」を選択して、より本番に近い避難訓練もしてみましょう。

逃げトレでは、どこからでも避難訓練を始めることができます。選択した出発地点によって津波到達時刻や避難方法が変わってくるので、場所を変えて何度も訓練をしてみましょう。

逃げトレでは、避難先は決められていません。定められた避難タワーや避難広場だけでなく、行き着いた場所で避難の診断ができるので、いろいろな場所への避難を試してみましょう。

津波想定設定 準備時間設定 モード選択 出発地点の選択 避難先の確認

訓練データを地域防災に活用

アプリ「逃げトレ」を使った避難訓練のデータは、「逃げトレView」のサーバーに蓄積され、自分の訓練だけでなく多くの人の訓練データとともに分析されます。
これによって、一人一人の避難力の向上だけでなく
地域全体でより適切な避難戦略を作りあげることができます。詳細は↓から。

南海トラフ地震による津波避難への備え

非常に大きな揺れと津波による甚大な被害が想定されている、南海トラフ地震。 2024年8月8日の日向灘の地震で、巨大地震発生のリスクが高まった時に発表される 臨時情報が初めて発表されました。 事前避難すべきかどうか、どこへ逃げたらよいのか、施設の営業を続けてよいか、 多くの人々が判断に迷いました。 「逃げトレ」と「逃げトレView」はこうした判断に役立つ情報を提供するツールです。

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