2024年8月8日の日向灘地震で 「逃げトレ」「逃げトレView(β版)」の効果を確認
2024年8月8日16時42分ごろに日向灘を震源とする地震が発生した際に、宮崎県宮崎市・青島地区で「逃げトレ」「逃げトレView(β版)」で津波避難訓練を行っていた宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校と宮崎県立日南高等学校の高校生11名と学校教員4名が、地震発生時に迅速な率先避難を行いました。
逃げトレViewとは?
津波避難戦略検討システム「逃げトレView」は、アプリ「逃げトレ」を使って実施された多くの避難訓練データを集積・分析し、その結果をもとに地域全体の津波避難戦略について検討することができるシステムです。
Feature逃げトレViewの活用について
地域住民の
津波避難訓練実施 / 避難計画策定
「南海トラフ地震臨時情報」が出たときに、 その地域の住民(避難行動要支援者など)が 事前避難すべきかどうか検討し、 避難計画を立てるための足がかりに。 さらに、すでに作成した計画内容の検証にも活用できます。
学校や地域社会での
探求学習 / 防災意識・行動の
アップデート
逃げトレアプリを使って、グループごとに条件を変えて 津波避難を体験した上で、逃げトレViewで それぞれの避難状況を比較すると、地域で起こり得る 様々なシナリオを実感でき、学びが深まります。
大規模イベント実施時の
避難計画・災害対応
津波浸水シミュレーションで浸水の様子や 事前に行った避難行動データを確認し、 多くのビジターを避難させることを 念頭にした避難ルートの検討や 臨時の誘導サインの配置計画などに活用できます。
公共・宿泊・観光施設の
避難訓練・災害対応
「南海トラフ地震臨時情報」が出たときに、 海沿いの施設が営業を続けてよいかどうか、 また、イベントを予定通り実施してよいかどうかなど、 事業継続の判断に役立つ情報が得られます。
交通事業者・小売サービス
事業者の避難計画・災害対応
「南海トラフ地震臨時情報」が出たときの、 対象地域でのお客様の避難誘導など、 万一の場合の安全確保や災害対応に 役立つ情報が得られます。
地域の減災・災害対応力向上
- 発災時の安全確保行動 / 南海トラフ地震臨時情報を受けての事前避難
- 住民・利用者・スタッフの安全確保(避難計画・誘導計画)
- 事業者のBCP(事業継続計画)策定
Toolsツール紹介
分析ダッシュボード
逃げトレアプリの個々の訓練データから、一人ひとりの訓練の成否や移動時間、津波の再接近時間などをマップ上で視覚的に確認することができます。 また、逃げトレの成否割合や年齢、移動速度などでのフィルタリングや、避難時間、速度を変更するシミュレーションなどの分析も可能です。
津波避難行動タイムラプス
逃げトレアプリの個々の訓練データから、避難行動の軌跡と津波浸水アニメーションが、時間の経過に伴って動いていく様子を同時にマップ上で確認することができます。それによって、避難経路を確認したり、どの程度津波が各避難者に差し迫っているのかが動きから確認できます。
みんなの逃げトレカウンター
全国の都道府県ごと、市区町村ごとの逃げトレ実施数や、その推移、訓練実施情報の確認を通して、地域ごとの逃げトレ参加状況について知ることができます。
Use caseそれぞれの使い方
地区ごとの分析:危険な地域を見極める
左下の表示データ切り替えのウィンドウから地区平均を選択すると、各区分ごとで、個々の訓練データの平均に基づいたマップの色分けを見ることができます。これにより、危険な地区を把握することができます。
最接近時間分析:より多角的に危険を把握する
左下の表示データ切り替えのウィンドウから津波再接近時間を選択すると、各訓練データ/各地域の津波再接近時間による色分けに切り替わります。これにより、避難の成否結果だけでは見えてこない危険を把握することができます。
フィルタリング:60歳以上のデータだけを見る
チャートウィンドウの右上のろうとアイコンをクリックし、グラフの項目を選択すると、選択したサンプルのみでフィルタリングでき、マップ及び各チャートに反映されます。この機能で、年齢チャートから60歳以上のデータに絞ってフィルタリング、分析することも可能です。
終点分析:みんなの避難先を知る
左下の表示データ切り替えのウィンドウから個別、終点を選択すると、個々の点の位置が訓練を終えた場所の表示に切り替わります。これにより、どこに避難している訓練者が多いかマップ上で確認することもできます。
シミュレーション:高齢者の避難を想定して分析する
シミュレーションウィンドウから津波想定、準備時間、避難速度をそれぞれ変更することができます。シミュレーション内容は、チャートとマップ上に反映されます。各訓練データの移動速度を高齢者の速度に変更することで、高齢者が避難する場合を想定した分析をすることもできます。
シミュレーション:いろいろな条件を試す
シミュレーションウィンドウから準備時間と避難速度を変更することができ、地域全体が逃げ始めるのに遅れた場合や、地域全体が高齢化した将来の状況での津波避難行動を確認することができます。
浸水想定を変える:浸水エリアの違いを見る
津波浸水アニメーションウィンドウから津波想定を、最大、半割れ(西側)、半割れ(東側)などから選択することができ、それぞれの浸水エリアの違いをマップ上で確認できます。
一斉訓練の振り返りをする
対象ログデータウィンドウ内の一斉訓練の項目から確認したい訓練を選択し、設定ボタンを押すと、その一斉訓練の参加者データのみで津波避難行動タイムラプスを確認することができます。
避難軌跡表示:避難によく使われる道を見つけ出す
タイムラプスを再生すると、個々の訓練データの点が動いた軌跡が線で表示されます。その線の重なりから、どの道が避難によく使われるかを確認することができます。
都道府県単位での逃げトレ実施数を見る
表から各都道府県の累積実施数と、過去1年間の実施数を切り替えて確認することができます。また、マップ上でカーソルを合わせることで、各都道府県の逃げトレ実施数を見ることもできます。
市区町村単位での逃げトレ実施数を見る
日本地図から都道府県をクリックすることで、市区町村での表示に切り替わります。表から各市区町村の累積実施数と、過去1年間の実施数を切り替えることができ、マップ上でカーソルを合わせると、それらの逃げトレ実施数を見ることもできます。
各地での一斉訓練の実施を見る
訓練実施情報ウィンドウから、実施された訓練とその参加人数、実施予定の訓練を見ることができます。
Introduction Guide導入ガイド
Plansできること/プランの例
逃げトレアプリと逃げトレViewを使用した集団避難訓練プラン
1逃げトレアプリを活用した
集団避難訓練を企画・実施する
- ・よりリアリティを感じられ、緊張感を持った避難訓練を実施できる。
- ・避難完了後に、避難の軌跡を振り返ることで、より望ましい避難経路を確認できる。
サポート例
- ・自治体に向けた集団避難訓練の実施計画サポート
- ・参加者に向けたアプリ利用についてのガイダンス

2逃げトレViewで
みんなの避難行動を振り返る
- ・訓練参加者と避難の挙動を見ながら振り返り、ディスカッションができる
- ・得られたデータを避難対策検討の材料として活用できる
サポート例
- ・訓練実施後の逃げトレView利用アカウントの発行
- ・逃げトレViewの使い方についてのレクチャー
※アカウントの利用期間はご相談ください
Introduction flow導入までの流れ
- ご相談

- ご提案

- ご契約

- 実施

- フォロー
step 1ご相談
こちら からお問い合わせください。
逃げトレ開発チームの担当者がご連絡させていただき、 現在の課題・実施目的・組織構成の確認など、詳しくヒアリングいたします。
ご相談例 ・避難訓練がマンネリ化してきたので、逃げトレサービスを活用してみたい。 ・自分の地域で逃げトレViewをどう活用できるか、どんなツールなのか詳しく知りたい。
step 2ご提案
ヒアリング内容から提供可能なプランと プラン実施に向けたお見積りをご提案いたします。
プラン例 逃げトレアプリを用いた避難訓練+そのデータを活用した避難戦略検討サポートプラン
step 3ご契約
ご提案内容がよろしければ、ご契約・ご発注ください。
step 4実施
ご契約の後、決定したプランに基づいて、 当日の避難訓練及びそれに向けた事前準備を実施いたします。
step 5フォロー
ご希望の場合は、逃げトレサービスをご利用いただいた後に 避難訓練の振り返りや、今後の活用などについて フォローミーティングを実施いたします。
地域の防災にシチズンサイエンスで挑む
「逃げトレView」で用いるデータは、多くの住民が避難訓練に参加することによって得られます。
私たち一人一人の訓練参加の積み重ねが、みんなの役に立つデータや分析結果を生み出します。
これは、今注目を集めているシチズンサイエンス、つまり、市民一人一人が参加し
自身の手で作り上げる新時代のサイエンスの試みといえます。
南海トラフ地震による津波避難への備え
非常に大きな揺れと津波による甚大な被害が想定されている、南海トラフ地震。 2024年8月8日の日向灘の地震で、巨大地震発生のリスクが高まった時に発表される 臨時情報が初めて発表されました。 事前避難すべきかどうか、どこへ逃げたらよいのか、施設の営業を続けてよいか、 多くの人々が判断に迷いました。 「逃げトレ」と「逃げトレView」はこうした判断に役立つ情報を提供するツールです。






