Renge of Serviceサービス提供範囲

津波浸水シミューレーションデータ/緊急避難場所データ 表示対応エリア

本サービス(「逃げトレ」)において、津波浸水シミュレーションデータ(津波の浸水深、浸水範囲、浸水までの時間)が表示されるのは下図の黄緑色黄色オレンジ色に塗られたエリアの沿岸部です。
また緊急避難場所情報が表示されるのは下図の水色の丸で示した地域です。(2018年5月現在)

※津波浸水シミュレーションデータは、あくまでも想定に基づき、全体としてより大きな浸水被害をもたらすと考えられる条件の下で、シミュレーションを行って算出したものです。

※実際に津波が発生した場合には、地震の規模やメカニズム、防潮堤等の被災などの現時点では不確定な様々な条件により、全く異なる浸水も発生することが考えられます。

※本サービスは事前の訓練のみを目的としたものであり、実際の津波発生時に使用するものではありません。実際の津波発生時に使用した場合も、実際の津波の来襲状況を表示するものではありません。実際の津波発生時には、使用せず、津波情報や避難情報に従ってください。

※緊急避難場所情報は、自治体から、当該自治体で指定または認知されている緊急避難場所の情報を、逃げトレ用に提供いただいたもののみを表示しています。

 

逃げトレ 完全サービス提供地域

地図上の色と丸が重なっている地域が、
津波浸水シミュレーションと、緊急避難場所データが表示される
完全サービス提供」がされている地域です。

津波浸水シミュレーションデータが作動する地域
  • 下記の説明「黄緑色のエリア」参照
  • 下記の説明「黄色のエリア」参照
  • 下記の説明「オレンジ色のエリア」参照
緊急避難場所データが表示される地域
  • 自治体から緊急避難場所情報を提供いただいている地域

※丸のない色だけの地域は、津波浸水シミュレーションデータ
のみが表示される「限定サービス提供」地域となります。

津波浸水シミュレーションデータについて

本サービスで表示される津波浸水シミュレーションデータの元になった想定は、地域によって異なります。

黄緑色のエリア

内閣府「南海トラフの巨大地震モデル検討会」が平成24年8月29日に公表した南海トラフの巨大地震による津波高・浸水域等の想定※1における、津波の浸水深、到達時間のデータを、逃げトレ開発チームが編集※2したものを使用しています。

※1 「内閣府想定」の詳細については、下記をご参照ください。
http://www.bousai.go.jp/jishin/nankai/taisaku/pdf/1_1.pdf

※2 「南海トラフ巨大地震モデル検討会」が想定した11パターンの震源モデル、堤防が地震後3分で地震により破壊される条件の津波の浸水深、到達時間を重ね合わせ、10m四方の区画単位で最大となる浸水深と、最短となる到達時刻が表示されるようにしました。

黄色のエリア

内閣府「南海トラフの巨大地震モデル検討会」が平成24年8月29日に公表した南海トラフの巨大地震による津波高・浸水域等の想定※1における、津波の浸水深、到達時間のデータを、逃げトレ開発チームが編集※3したものを使用しています。

※1 「内閣府想定」の詳細については、下記をご参照ください。
http://www.bousai.go.jp/jishin/nankai/taisaku/pdf/1_1.pdf

※3 「南海トラフ巨大地震モデル検討会」が想定した11パターンの震源モデル、堤防が地震後3分で地震により破壊される条件のうち、当該地域に最大の影響を及ぼすケースを選択し、表示されるようにしました。

オレンジ色のエリア

大阪府
堺市

大阪府が平成25年8月20日に公表した津波浸水想定※4における、浸水深、到達時間のデータを、逃げトレ開発チームが編集※5したものを使用しています。

※4  大阪府では、内閣府「南海トラフの巨大地震モデル検討会」によるケース3、4、5、10のそれぞれの津波ごとに、防潮堤の沈下及び開閉施設の開閉状況を考慮した3パターンの津波解析を行い、これらを重ね合わせ、悪条件となる場合の浸水深と、到達時刻を算出しています。
詳しくは下記、大阪府のホームページ>をご参照ください。
http://www.pref.osaka.lg.jp/kikikanri/keikaku_higaisoutei/tunami_soutei.html

※5  到達時間の補間を行いました。

千葉県
君津市・富津市・南房総市・館山市・鴨川市・勝浦市・夷隅郡御宿町・いすみ市・長生郡一宮町・長生郡長生村・長生郡白子町・大網白里市・山武郡九十九里町・山武市・山武郡横芝光町・匝瑳市・旭市・銚子市

1703年に発生した元禄関東地震による津波の再来を想定し、行谷ら(2011)による当該地震の震源モデルに基づき、沿岸構造物(防波堤・防潮堤等)が機能しない条件で、SIP課題①により防災科学技術研究所が計算した浸水深、到達時刻のデータを使用しています。